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能登大地震の災害復興支援ボランティアに行ってきました。 新川地区のリフォーム店です。

2024.12.18

noto先日12月15日に、地元の入善ライオンズクラブの一員として、能登半島地震の被災地復興支援ボランティアに行ってきました。
派遣先は、地元の入善町から車で2時間くらいの石川県七尾市の沿岸部の地域でした。
この地域は、能登のなかでも『比較的』被害が少なかった地域だそうですが、それは比較のはなしで、実際には、お家に住めなくなるような方が多数で出るような間違いなく大規模被災地と言えるものでした。

今回のボランティアの活動内容は、地盤の隆起でお家が傾いて住めなくなったお宅の家財の運び出し・処分でした。
私を含む入善ライオンズクラブ5名、お隣の朝日町ライオンズクラブ3名、長野県の長野中央ライオンズクラブ1名の総勢9名が家主のご家族と一緒に作業にあたり、完了までに丸一日かかりました。

家財道具は、一応、公費により無料で処分ができることになっておりますが、テレビ、エアコン、冷蔵庫などのリサイクル家電の処分費は、家主が負担しなければならないそうで、「なんだかもっとなんとかならんのかなぁ」とモヤモヤとした気分になりました。


写真では、わかりにくいかもしれませんが、今回派遣されたお宅の地盤の隆起は激しく、発災時は、ご家族はご在宅だったそうで、倒壊しなかったことが何よりの幸いと思うほどでした。

リフォーム屋としては、地盤の隆起に対しては、正直、どうしたらいいかわかりませんが、古いお家でも、耐震補強でとりあえず発災時の倒壊を防ぎ、住んでいるご家族の命を守ることの大切さをひしひしと感じました。

傾いた電柱
←住んでいる方が沢山いるのに、未だに傾いたままの電柱、電灯
 倒れてこないか心配になります。
 これっていつ治るのでしょうか?